「アートの価値はその作品が売れた値段と同等ではない」
Larry Poons
今のボクの考えに一番近いかな。
作中には、アーティスト、ギャラリスト
オークショニア、美術史家、コレクターなど
いろんな人たちが登場するんだけど。
考え方がホントさまざまで面白かった。
「多くの人が値段は知っていても、価値は知らないんだ」
「みんなと同じものを買うお金持ちたち」
「現代アートのなれの果てが高級ブランドよ」
アートの価値ってなんだろう?
彫刻《Rabbit》が存命作家の最高額となる
9,110万ドル(約100億円)で落札されたことのある
現代アーティストJeff Koons。
彼の作品が700ドルだった頃に
購入した人の決め手は“お金”だったのか?
お買い物だし。
損をしたくないのが人間なので。
お金が重要な判断基準なのは間違いないのだけれど。
より貴重なのは“価値を感じる体験”じゃないのかな。
「自宅に飾りたい」
この感覚を20代の頃に持ち合わせていたら…
今頃ボクは一財産を築いていたことでしょう笑
「お金を最優先に考えると、お金持ちにならない」
多分これは真理だよね。
しらんけど。
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